マラセチアとはカビの一種(真菌)です。
マラセチア菌自体は、健康な犬の皮膚や耳の中にもともと存在していますので、特別めずらしい菌というわけではありません。
マラセチア菌は皮脂をゴハンにして生きています。
左の画像のひょうたんのような形をしたのがマラセチア菌です。
シーズー、プードル、ダックスフンド、パグ、ウェスティ、ボクサー、キャバリア、ジャーマン・シェパード・ドッグ、コッカースパニエルなどでマラセチア皮膚炎が発生しやすいと言われています。
マラセチアの症状が犬から犬へ感染しないか心配される方も多いのですが、そもそもマラセチア菌自体は、犬の皮膚に存在していますので皮膚炎が感染するということはありません。
また人のマラセチア菌とは種類が違いますので、犬から人へ感染することもありません。